音高の選択差は、保存された後段の値のどこまで広がったか

観測実行:2026-10-21 15:24:16.080678〜15:24:16.551313 UTC。実日時と終了記録。

従来のt分布による得点から方向の確率密度(ACG)へ替えた保存音声を、平滑化前のF0(raw)、D1後のF0、保存パラメータ、波形の順に比べました。rawの枝別変更は47行、L/Fの重複を除くと41時点です。rawが同じ行にも下流の差があり、下流差がraw変更行だけに局在するとは言えません。

正式ベースはPMLを維持します。表は完全一致しない位置の数です。大きな誤差や品質悪化の面積を示すものではありません。閾値を置かない完全一致比較で、全段階においてビットだけ異なり数値は等しい差は0でした。これは既知の同一話者3録音の冒頭の固定区間(最大6秒)の保存物の観測で、因果や真のF0を検証したものではありません。

PMLとの音声品質の比較は既存の品質run-002に分けて掲載しています。今回は新しい品質測定ではありません。

6枝では、rawが同じ行にも下流の保存値の差があった

「行」は同じ5 ms時刻のフレームです。FWCEPはスペクトル包絡を圧縮した60係数、NMは各フレーム2049要素の雑音マスクで、行数とセル数を分けました。NMのセル数は保存された二値要素の不一致数です。波形だけは別の標本軸で、フレームへの割当てはしていません。

録音/枝raw F0D1後F0保存F0FWCEPNM波形元データ
0008 / L7 / 1200 行233 / 1200 行233 / 1200 行1089 / 1200 行
33962 / 72000 セル
1015 / 1200 行
86291 / 2458800 セル
88268 / 96000 標本全マスク
0008 / F14 / 1200 行324 / 1200 行324 / 1200 行605 / 1200 行
21926 / 72000 セル
601 / 1200 行
65696 / 2458800 セル
49171 / 96000 標本全マスク
0011 / L4 / 1200 行201 / 1200 行201 / 1200 行789 / 1200 行
23539 / 72000 セル
748 / 1200 行
68156 / 2458800 セル
64098 / 96000 標本全マスク
0011 / F14 / 1200 行335 / 1200 行335 / 1200 行804 / 1200 行
24298 / 72000 セル
1047 / 1200 行
65444 / 2458800 セル
91714 / 96000 標本全マスク
0032 / L2 / 818 行43 / 818 行43 / 818 行5 / 818 行
297 / 49080 セル
369 / 818 行
12152 / 1676082 セル
36717 / 65440 標本全マスク
0032 / F6 / 818 行161 / 818 行161 / 818 行341 / 818 行
11176 / 49080 セル
387 / 818 行
31278 / 1676082 セル
36697 / 65440 標本全マスク

分母は保存された全行・全セル・全標本です。録音番号のリンクから、各段階の半開区間[start,end)、全件数、数値差の保存値とrawとの交差表を確認できます。「全マスク」は原NPZファイル全体をbase64で包んだJSONです。復号すると原NPZへ戻り、20個のNPYすべてのデータ型・配列の形・容量・SHAも確認できます。大きな配列は本文で自動読込みしません。

同じ行での交差表は、差の出た場所の対応を示す

交差表はrawの変更あり/なしと、同じ行の下流値の変更あり/なしを組み合わせた4区分です。たとえば0008のLのD1後では、両方なし965行、rawなし・D1後あり228行、rawあり・D1後なし2行、両方あり5行で、合計1200行です。rawが不変の行にも下流差があることは、F0選択の違いに由来する可能性を否定しません。ただし、各raw変更がどの差を生んだかは、この位置対応だけでは特定できません。

元のSPECとPDDは保存されていません。FWCEPとNMはそれらの圧縮・派生表現なので、元SPEC/PDDそのものの差を検査したとは言えません。正式ベースPMLの異なる時計には行対応や補間をせず、波形はフレームとは別の標本軸n/16000秒で扱い、どのフレームが原因かを割り当てません。

参考音声と品質結果は、既存の掲載物を分けて参照する

品質run-002の63値・48対応差は別の計測結果です。この観測で品質を新規採点せず、モデル採用やパラメータ調整もしていません。以下は既存18短音声への参照です。すべて先頭2秒で、全変更位置を含む抜粋ではありません。再生成・再変換していません。

LibriSpeech / OpenSLR 12、CC BY 4.0。出典と元音声manifest / 18音声の参照。

音声は既存の掲載JSONを参照します。

librispeech_1089-134686-0008

原音(UTMOS参考)

PML(正式ベース)

従来のt分布・局所L+D1

従来のt分布・系列F+D1

ACG・局所L+D1

ACG・系列F+D1

librispeech_1089-134686-0011

原音(UTMOS参考)

PML(正式ベース)

従来のt分布・局所L+D1

従来のt分布・系列F+D1

ACG・局所L+D1

ACG・系列F+D1

librispeech_1089-134686-0032

原音(UTMOS参考)

PML(正式ベース)

従来のt分布・局所L+D1

従来のt分布・系列F+D1

ACG・局所L+D1

ACG・系列F+D1

保存物の観測と独立確認の範囲を残す

観測の実行は0.47064713500003563秒、最大RSS 46416 KiB、全層の終了コード0・子回収済みで、警告0件です。実終了・資源上限・全4出力 / 警告記録 / 入力・ソースSHAと来歴。

独立確認は受入れ可(accepted)で、6枝のマスク・件数・区間・rawとの交差表、保存形式・時計・入力SHA・終了状態を照合しています。全判定と限界を参照できます。この掲載準備は受領物の容量・SHAと保存JSONの整合、全マスクの可逆保存を確認したもので、尤度・選択・平滑化・再合成・品質計測は再実行していません。

公開用の抜粋はローカル絶対パスや私的な制御・受渡し記録を除き、元原本の容量・SHAと変換方法を記録しています。実装ソースや会話は含めません。掲載用manifestと原Library保持を区別します。

今回数えたのは差のある位置です。差の広さだけで品質を評価せず、既存の品質結果と分けて読みます。PMLと旧run-001/002の値・音声・日時はそのまま保ちます。