Rd候補の終点だけを直すと、120件すべてで解析が完了しました

Rd終点の別比較では、対照113成功・7拒否に対して修正あり120成功。取得不完了は0件です。別Cloud群で同じ対照の特徴が完全一致しない点も記録し、音質の判断は分けます。

固定120録音で、振幅計算の中間精度を比較しました

解析成功は108件から113件へ。高域雑音の5件が成功へ変わり、Rd上限の7件が残りました。品質・速度は未評価で、Apron24を維持します。

連続利得の解析失敗は、Rd上限と高域雑音包絡に分かれた

Apron24を維持します。今回の12録音の診断からは、Apron24・WORLD16との新しい品質差や順位は出せません。元の120録音比較は結果アーカイブを取得できておらず、この診断で欠測を補いません。

別の診断版で、報告された失敗12録音を各1回だけ解析しました。7件は声門形状パラメーターRdが上限3を最小の浮動小数点1段だけ超え、5件は8–12 kHz帯の雑音包絡の調波振幅がNaNになった箇所で止まりました。次はこの二つの生成経路を調べます。利得の調整や品質の再採点を先に進める段階ではありません。

追加の一録音で、89点の発生経路を説明できました

FFTの実部・虚部と作業スレッドの状態を観測した記録を追加しました。有限の複素値から導いた正の非正規化二乗和89点が、実測した負の無限大の位置と全て一致します。実行した逆平方根近似と補正式でこの観測を説明できますが、二乗和自体は実測ではなく導出です。

追加2例で生成段階を観測しました

Rdの候補終点と、高域STFTの負の無限大を追った記録を追加しました。Rd側の1例は格子の終点が既に上限を1 ULP超過。高域側の1例は正規化前から89点が負の無限大で、対数変換後にNaNとなりました。以下は最初の12件診断の記録です。

7件は私有入口のRd上限検査で止まった

7件とも、Layer1変換後のRdが3.000000238418579でした。float32の生bitsは0x40400001で、3のすぐ次に大きい表現値です。私有入口が要求するRd ≤ 3を満たさず、状態コード4になりました。

これは観測した拒否理由です。値がどの演算で生じたか、LFモデル自体の定義域を外れたかは、この記録だけでは分かりません。後から3へ丸めて元の実行を成功扱いにすることはしません。Rdに基づいて既に作られた声道振幅・位相との整合も、変更時には考慮する必要があります。

5件は最上位帯域の包絡振幅がNaNだった

残る5件は全て、雑音解析後の第4帯域、最初の調波振幅で止まりました。記録名はnm.eenv[3].ampl、調波番号0、生bitsは0xffc00000です。有限値を求める検査に通らず、状態コード5になりました。

固定ソースではこの帯域は8–12 kHzで、雑音包絡の解析に周期残差ではなく元PCMを使います。そのため「利得を当てはめれば、この高域の失敗も自動的に直る」とは言えません。NaNが最初に発生した演算は未特定です。無音、ピーク補間、コンパイラー最適化のいずれかを原因と断定せず、有限値への置換も行いません。

元の失敗とは別の、一回ずつの観測である

対象は固定LibriSpeech 120録音のうち、元の担当から係数1の解析失敗と報告された12録音です。失敗を見た後に対象を選んだ原因調査です。対象の割合から、一般的な発生率や新方式の品質を推定しません。

原16 kHz入力と保存済みpYIN状態を照合し、従来の3/2再標本化によるfloat64配列のSHAを元記録と一致確認してからfloat32へ変換しました。解析は24 kHz、5 ms格子、全係数1、seed 0。正の時計は保存状態から算出し、F0推定はやり直していません。

実行前の固定時刻は2026-10-26 16:16:53 UTCです。5担当へ3・3・2・2・2件を配分し、録音ごとに独立プロセスから一度だけ呼びました。診断用ライブラリは元の計測版とは別です。復号、品質モデル、係数最適化、パラメーター探索、科学呼出しの再試行は行っていません。

全12件で解析の開始・返却記録が揃い、診断256 bytesをcleanup前に保存しました。全件がNULLの出力を返しており、完全な特徴や出力長は取得していません。診断取得とプロセス終了は成功しましたが、音声解析そのものは12件とも拒否です。

保存した実データを照合し、未知の範囲を残した

新しい小容量の診断アーカイブは5個とも取得できました。205ファイルのサイズ・SHAと漏れのない一覧、固定計画の108ファイル、12件の担当・入力・来歴・呼出し境界を照合しています。生の256 bytesはC ABIに従って独立に読み、JSONの項目と一致しました。入力・時計・利得の変更、timeout、wrapperエラー、cleanupエラーは記録されていません。

元の一般的な状態コードとは全件一致しました。ただし元の大型アーカイブは今も未取得で、元binaryの内部状態や演算結果との一致は証明していません。診断処理を追加したこと自体が最適化や丸めを変える可能性があります。一回の呼出しは保存境界と固定コードから確認したもので、外部トレーサーでの測定ではありません。

担当3が報告したLibrary版番号は1でしたが、親が取得した版は0でした。取得ファイルのサイズとSHAは報告と一致しています。この相違を記録し、版番号を推測で書き換えません。

新しい診断の保存成功は、元の5個の大型結果アーカイブが回収できたことを意味しません。元比較の108/120出力、2,400/2,520採点枠という数は引き続き担当報告であり、品質平均・順位・採用判断は出していません。

ソースと入力から絞れた候補にも、未確認の演算が残る

Rd候補の等間隔配列は、最後の要素も演算式で求め、終点3を直接代入していません。端点の丸めは候補になりますが、後段の補間・平滑化もあるため、どこで最初に1段超えたかは未確認です。厳密な上限3は今回の私有入口の契約で、上流Layer1の存在検査が課す上限ではありません。

高域で失敗した5フレームは、保持した元PCMの該当する解析窓が全て厳密な0でした。ただし高域フィルターは窓の外側にも依存するため、その出力まで0とは限りません。同じ時計・窓による最初の原音調波解析は検査を通っています。「無音なら常にNaNになる」という説明は支持されません。

ピーク補間には平坦な3点で0/0になり得る式がありますが、通常のIEEE演算では、その直後の比較が補間位置を0へ戻します。今回の診断用ELFを静的に読むと、HMPPから呼ぶ補間関数にはNaNの位置を0へ戻す分岐が残っていました。ガードが最適化で消えたという説明は、この呼出し経路では支持されません。実行中の入力3点やフィルター後の値は未取得なので、今回のNaNの発生源はなお未特定です。次の観測は初めて範囲を超える段階や非有限になる演算に絞り、閾値の掃引はしません。

次は数値の生成位置を調べ、方式の評価と分ける

形状の取得と完全な雑音状態の完成は、別の入口に分けられます。基底計算が使うのは時計・Rd・声道振幅・音源位相であり、雑音値そのものではありません。形状だけの状態を復号可能と誤認させず、対照と候補の雑音をそれぞれ独立して完成させる設計を検討します。

この設計変更だけで今回のNaNが直る保証はありません。まずRdの端点・平滑化と高域包絡の生成経路を調べ、数値上の拒否と表現上の限界を切り分けます。原因確認や入口整理を音質改善とは呼ばず、固定120録音の比較とApron24の維持を別に扱います。

今回は復号を行っていないため、新しい比較音声はありません。過去のApron24・WORLD16との音声比較は別レポートへの参照として示し、今回の品質結果へ流用しません。

最初の失敗箇所を全12録音で保持

フレーム・帯域・調波番号は0始まりです。最初の失敗以降の項目が全て正常だったという意味ではありません。

録音状態コード段階項目フレームfloat32 bits
121-127105-00355post_noisenm.eenv[3].ampl3710xffc00000
260-123440-00204post_l1Rd1830x40400001
7021-79740-00114post_l1Rd4040x40400001
2300-131720-00224post_l1Rd10450x40400001
3575-170457-00344post_l1Rd3680x40400001
8555-292519-00014post_l1Rd11830x40400001
2300-131720-00415post_noisenm.eenv[3].ampl7150xffc00000
3575-170457-00544post_l1Rd1620x40400001
260-123286-00085post_noisenm.eenv[3].ampl550xffc00000
4507-16021-00164post_l1Rd1340x40400001
260-123288-00035post_noisenm.eenv[3].ampl660xffc00000
5639-40744-00305post_noisenm.eenv[3].ampl240xffc00000

計画・個票・参照

完全な固定入力と実行ライブラリは別途保持しています。本ページにバイナリや候補実装は含めません。本文の記録は2026-10-26 UTC、公開時刻は公開処理の完了後に確定します。